

ローターはフロントがMEYLE、リアがDIXCEL。パッドは前後ともFERODO DS Performanceというストリートスポーツスペックのもの。
156はもともとブレーキのタッチがイマイチ。
特にV6はフロントヘビー(66:34)でノーマルだとヒヤッとする場面に遭遇したこともあり、ストリートユースといえどもスポーツパッドへの交換をお勧めします。
ジャッキアップしてウマをかけ、4輪を外して作業開始。
ローターは4輪とも磨耗限界に近い状態でした。

ローターを固定しているピン(1本)を外し、プラハンマーでガツンと叩くとあっさりと外れました。
クリオはハブとローターの固着がひどくて玄翁でガッツンガッツン叩かないと外れなかったので覚悟してはいましたが、案外良い子なのね。

リアもこの調子でやっつけちゃいましょう。
なんて甘い考えでした。
キャリパーを外し、ローターを外し、ローターを交換し、後はピストンを引っ込めてと。。。
引っ込めてと。。。
引っ込まないねぇ
普通(かどうかはこの時点では判りませんでした)、リアのピストンは十字状の溝にドライバーのシャフトをあてがって時計回りにクルクル回しすと簡単に引っ込んで行くもんです。
アルファの場合は、この溝が無く、凹みが2箇所にあるだけ。
ははぁん。ラジオペンチで回せばイイじゃん。
が、全っ然回らん。ピクリともしないし。
こういうときは先輩諸氏の整備日誌をインターネットで調査。すると、どうも専用のSSTが要るらしい。
そのSSTでピストンを引っ込める方向に思いっきり押しつつ、思いっきり右回りに力を入れるとちょっとずつ回り始める。
とにかく大変。押す力が半端なく必要。ラジオペンチで回そうなんて考えは絶対に止めたほうが良い。
とまぁざっくり言うとこんな感じでした。

取り敢えずラジオペンチで再チャレンジ。
ローターを外した状態でキャリパーをセットし、アウト側から押してもスライドしないようにイン側をめがねレンチとダンボールの詰め物で固定し、思いっきり押しつつ回すと少しずつ回り始めました。
しかし1/4回転するだけでへとへとになる始末。手の平も痛いのなんの。こんなもんでええのんか???

やっとのことでパッドをはめてローターをセット完了。
反対側はコツを掴んだので20分くらいでできました。
SSTがあればずっと簡単なのですが、アストロプロダクトなんかで売ってるキューブ状のツールは押す力を加え難いと思われ、使い勝手が良くなさそうですね。
次回から何か考えないと。
その後ブレーキフルードを全量交換し作業完了。
バイパスで慣らしをして納得のいくフィーリングになりました。
今回の日記読んで、raccoonさんのクリオの頃の日記思い出しましたよ
返信削除楽しそうにラテン車生活始まってますね~♪(笑)
》こぶさん
返信削除ブレーキ周り一つとっても、お国によって違うものですね。とっても勉強になります。
やっぱラテン車生活楽しいです♪