12日(土)の大雪の日のことでした。
朝からちらほら舞ってた雪が突然ドカ雪に変わり、あれよあれよと言う間にガンガン積もってゆくではありませんか。
この日は一番下のちびがバスケの合宿に行くので学校まで送らないといけない日。
こりゃいかんと、ノーマルタイヤのカングーとスタッドレスを履いたクリオ(少し離れた駐車場を借りてます)を入れ替えようとカングーで家を出ました。
ふっかふかの新雪だったので大丈夫やろと、おもむろにワイパーを動かした瞬間。
斜め45度の角度でワイパー停止。もう何やっても動かなくなりました。
雪は激しさを増すばかり。
ツルツル滑りながらゆっくり走ってると1分も経たないうちにフロントスクリーンが真っ白になります。
前が見えないと危険なので停車して手で雪かきし、再スタートし、停車して雪かきを繰り返すこと数回。
停車したらもう発進できなくであろう登り坂に差し掛かり、意を決して運転席側の窓を全開にして顔を出して運転。
傍から見たらアホちゃいまっか状態もなんのその。ほうほうの体で駐車場に辿り着きました。
もう途中で捨てちゃろかと思いましたよ。
で、クリオに乗り換えましたと。凄いぞスタッドレス。あぁ7年落ちスタッドレスの何と頼もしいこと。
前置きが長くなってしまいましたが、夕方ちょこっと時間が出来たのでフロントワイパーが何故死んだかトラブルシューティングしてました。
その前に、念のために部品卸に見積もりを取ったところ、何と定価5万円超!
さすがルノー。そうでしょうとも。予想では2万4千円だったのですが、期待を大幅に超えたその金額には凛とした清々しささえ覚えます。
念のためにヤフオクもチェックしましたが、カングーのフロントワイパーモーターなんか出品されてません。
念のためにルーテシアのそれが流用できるか聞いてみましたが適合しないとの事(但し、取り付けブラケットが同じような感じだったのでハーネスを加工すれば取り付け出来るかも知れません)。
と言う訳で、更に前置きが長くなったので早速取り外し。
この部分はウォッシャーポンプ交換で一度剥いだことがあるので楽勝。
モーターは、リンケージを固定しているナットとモーターを固定しているボルト3本を外せば簡単に取り出せます。
テスターでカプラーをチェックしましたが、ちゃんと電気は来てました。
ということは、モーター本体ですね。
ブラシの摩耗かギア欠けか。。。
分解してみました。
ギアはきれいなものでした。どこも欠けてません。
旧いグリースを洗い流して新しいグリースを充填し、接点をきれいにして接点復活剤を塗布。
ブラシやコイルにも特に異常は見当たらなかったので、洗浄後接点復活剤を塗布しただけ。
カプラーを繋いでスイッチオンしたら・・・ウィーン。動いたよ~
元に戻して動作確認してお終い。
良かった~ 5万円浮きました。ホッ。