
「30分程好きなように走ってきて下さい!」との事でしたので、遠慮無く走らせて頂きました。
ディーラーを出て暫くは狭い道を抜けてバイパスへと向かいます。
2000~3000回転ではごく普通の車。
巨大なボンネットのエアインテークとリアウィングが少々恥ずかしいです。
バイパスに出て3速からアクセルペダルを踏み込んでみました。
瞬時に周りの車の動きが止まりました。
知りませんでした。この車、加速装置が内蔵されてます。
サイボーグ009(古っ)になった気分。
ワインディングに入って少しだけペースを上げてみます。
曲がる曲がる。切り足しても切り足してもオンザレール感覚で全く恐怖感がありません。
Spec Cに比べると街乗り重視の脚回りですが、適度な堅さを持ち、よく動いて仕事しています。
ブレーキも素晴らしい。
最初、クリオのピーキーなブレーキに慣れた自分には心もとなく感じていたブレーキペダルのタッチでしたが、グッと力を込めるとリニアに効きます。
そして巌のごとき剛性感。
これは反則やで。STIでこれってことは、RA-Rはどないやねんと。
Clioに乗り換えて同じコースを走ってみましたが、もう加速装置は無いのだと再認識しました。
WRX STIは確かに素晴らしい車でした。特に加速性能に関してはE46 M3に試乗したときよりもインパクトが大きかったです。素の状態でサーキットに持ち込んでも結構なタイムをたたき出すでしょう。
ですが、僕にはオーバースペックです。小型軽量コンパクトなホットハッチを振り回す方が断然楽しい!
イジりがいもあるし、所有する悦びも大きい。
Clio RSは大人がドライブするに耐え得る懐の深い万能スポーツハッチです。と言い聞かせる。
で次はランエボ・・・tetsu24さんが乗ったZ version NISMO・・・メガーヌRS・・・New MINIクーパーS・・・暫く試乗から遠ざかって(我慢して)ましたが、また病気が・・・